日記

自然は、いつも共に在る。

神社にておこもり

お籠もりへ行ってきました。

今回、お籠もり自体は1人で行なったのですが、

映像制作の会社をされている関根さんに映像を撮っていただくことになり、熊本からご一緒しました。

もともと、ALLWAYS三丁目の夕日や、アンビリーバボーなどの映像制作会社に勤務されており、

3年前に独立されて会社の広告などを撮影されている方です。

実際にお会いしたのは先々月。

高千穂でのお籠もりの事をお話したら、映像を撮りたいと、ご一緒くださいました。

今回の写真も、関根さんが映像の一部を切り取ってくださり、許可を得て、使用しています。

 
 

本来はお籠もり禁止の場所です。

撮影も禁止。

そうした場で、一晩を。

初高千穂の関根さんには高千穂夜神楽や温泉を堪能してもらい、

22時くらいにご飯を食べ、

運転に疲れた私は、一時休憩。

丑三つ時をこえ、2時よりご神体のある社殿に入り、そこから朝7時まで籠り、書の制作をいたしました。

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ただひたすら1枚1枚に精神集中して制作を続けました。

最初の2時間だけ、関根さんも入って、映像を撮ってくださったのですが、

息をのむような緊張感だったと仰っていました。

ご神域なのか、1時間だけしか書いてないと思っていたら、2時間経っていました。

先日の「すべては波である」で書いた【時間も波だ】という体感が。

外は雨、雨音や虫たちの鳴き声に耳を澄ませ、

書くことに集中しつづける数時間は、ものすごく貴重な体験でした。

心もおだやかに、自然やご神体と一緒にいる感覚は、心地よさもあり、あたたかさもあり。

あっという間でした。

 

すごく、あっという間だったというのが今回の感想です。

2時間が1時間くらいに感じてしまうくらいなので、

時間が足りない!と思ったほど、あっという間に朝になりました。

 

ちょうど1日参りの日で、ご神体を前にして制作している後ろのほうで、

参拝にこられた方が朝からやってきていました。

お参りをする方の中で、
祝詞をあげる方もいて、
背中から祝詞を聞きながら、

書を制作する体験は格別でした。

 
 

今までの10年の感謝をこめて。

13日に正式に奉納をするので、その挨拶もこめて。

 

誠心誠意、制作をしました。

 

今回の感想は、あっという間だった。

それだけですみません。

しかし、撮影側の体験は違ったものだったそうです。

音や映像、気候さえも、神演出のように感じてしまう内容だったと。

それは、映像ができてからのお楽しみにとっておきます。

 
 

帰り際、目にしたこの景色も、何とも言いがたい、すばらしい様でした。

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自然がずっと傍にいて、

虫たちも歓迎してくれているような感覚に

お籠もり中、感じる瞬間がありました。

帰り道、

最後まで自然が私と一体であるかのように、

表情を魅せてくれました。

 
 
 

雨も、

虫も、

晴れも、

雲も、

ご神体も、

木々も、

土も、

音も、

空気さえも。

そして、この地球も。

 

いつも私の傍にいてくれる。

私たち人間も自然から生まれてきてる。

いつから別と考えてしまうようになったんでしょうね。

 
 

彼らの波が心地よくて。

とても幸せなお籠もりでした。

 

だから、あっという間だったんだろうな。

 
 

自然が、いつも共に在る。

 
 

それが今回、一番の気付きだったんだと思います。

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近いうちに、

彼らの声とも対話できるように、

書を制作するんでなくて、

瞑想だけでお籠もりしにいきます。

今度は、これからの10年のために。

 
 

それがまた楽しみで仕方ない私です。

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    杉田 廣貴
    杉田 廣貴
    書家, 美術家

    1983年宮崎県生。鹿児島大学工学部卒。在学中に書と出会い、「和」の探究へ。福岡を拠点に国内外で活躍。ヒルトン、ヴァンクリーフ&アーペル、米国美術館、江ノ島神社や観世音寺などへ作品を収蔵。デザイン書やギフトなども制作しており、カルティエなどの企業・店舗、映画やイベントに採用。2019年は東武百貨店で個展の他、G20で書道パフォーマンスを披露、G20YEAではトーチパスも担当した。

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