日記

10年、本当に有り難うございました。

10年という時間を振り返る

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9/13、表現をはじめて10年が経ちました。

最初はビビリながら、路上に出るまでドキドキして、1週間、出たいスペースを見守る変な人からスタート。

初めて書いた作品では、手ってこんなに震えるのってくらい震えたな。

2日目には亡くなった親友の名前いりで作品を作って欲しいと頼まれたな。

ときには、リーゼント頭の人と語り合い、ホームレスとも語り合い、強面の方々に囲まれることもあった。

ときには、書いた作品に涙を流して9年も大事にとっていると伝えてくださる方と再会したり、葬儀中のお客様から『母に贈ってよかった』とお電話いただいたり、作品を創ったことで元気になれたと御礼をいただいたりしたな。

続けていたら、自分にも夢ができて、作家としてもっと上を目指すようにもなった。

でも、本当に海外に行けたのは、一緒に事業をしようとしていた先輩との約束があったから。

彼の一周忌にニューヨークに着いたのは、感慨深いものがあった。

 
 

言葉ギフトも、アート活動も、ぜんぶ好きだからやってる。

その先に、やりたい事がある。

 
 

19歳の死別や、言葉ギフトをとおした体験を経て、

1枚の作品や、1人の活動で、

1人でも多くの「生きる」や「元気」をつくることが

自分の軸になる。

 
 

いろんなモノを削ぎ落していたら、

自然と、作品や活動に感動してくださる方が増えて行った。

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ほんとうに有難い事です。

幸せな事は、この仕事で、私自身が癒されたこと。幸せを感じられる心を持てたこと。

感謝に満たされていること。

この仕事だったから、色々なご縁をいただけた。

 
 

そして、

この1ヶ月、

なんだか0になってしまった。

いろんな事をやるぞ〜〜〜と意気込んでた数ヶ月前の自分とは全然違ってて。

ぜんぶ、考えてることをリセットしちゃった感じ。

もう「考える必要がない」のかもしれない。

力が抜けてて、すごく心地いい。

作品づくりに、心が向いていて。

今までで、一番いい状態。

10年を振り返りながらも、

今が一番いい。

力なんて、必要ない。

そう教わったことで、揺らいでる。

先日、高千穂や阿蘇にいってきて、

さらにそう思った。

私は、やっと私になれたのだと思う。

なりたかった私に。

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    杉田 廣貴
    杉田 廣貴
    書家, 美術家

    1983年宮崎県生。鹿児島大学工学部卒。在学中に書と出会い、「和」の探究へ。福岡を拠点に国内外で活躍。ヒルトン、ヴァンクリーフ&アーペル、米国美術館、江ノ島神社や観世音寺などへ作品を収蔵。デザイン書やギフトなども制作しており、カルティエなどの企業・店舗、映画やイベントに採用。2019年は東武百貨店で個展の他、G20で書道パフォーマンスを披露、G20YEAではトーチパスも担当した。

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