時間という奥行き

過去を感じる地面

文字を書く時、

時間が何より大切だと学んだ。

書く時の、

時間。

その間。

それが作品の深みにもつながってる。

先日、とある廃墟のような建物に入って、

その屋上の地面に、

時間という奥行きを感じた。

長い間かけて、この模様になった。

そこに奥深さを感じる。

存在感を感じる。

きっと、江ノ島神社へ奉納した杉田の作品のように一千年後に、あの作品をみたら、

その存在感は今とは違い、

奥深さをもってるのだろうなと思う。

ただ、やっぱり、

その奥行きを、

一瞬の手の動きの中で表したい。

たった数秒の中で表したい。

文字を書く時に、

時間が何より大切だと学んだ。

実際に書く間。

そこに至るまでの鍛錬の時間。

これからの未来への時間。

様々あるだろうけれど、

その全部で、

超越した一枚を作りたい。


杉田 廣貴
杉田 廣貴
Artist , 書道家

1983年3月生、宮崎市出身。福岡・太宰府市が制作拠点。作品発表の拠点はニューヨークを始め欧米で、近年はアジアにも赴く。「和」の精神性探求をベースに、書道や芸術に昇華する現代アーティスト。神社仏閣にてお籠り制作や奉納を行なうなど、「和」の探求も欠かさない。米国リーパラトナー美術館に3作品が永久収蔵。作品はヒルトンやカルティエ他でも採用。題字、ロゴ制作を始めとしたデザイン書道や、事務所や店内装飾の作品もオーダーで制作している。

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