日記

雨だれ、石を穿つ

杉田廣貴 神社奉納
杉田廣貴 神社奉納にて 2016 / ©Koki Sugita

6歳から18歳まで、

それなりに剣道をしていて、

中学時代の自分の姿をみて、

引退時に部活顧問からもらった言葉がある。

「雨だれ、石を穿つ」

Constant dripping wears away the stone.

書を始めた時、この言葉を自分の軸に置き直して歩んできた。

この言葉がなかったら、続けてこれなかった。

「どんなに弱い力でも打ち続ければ、大きな石に穴をあける。」

書を始めてから、

「ダメだ」「やめろ」「絶対にうまくいかない」

と言われようと、

「一」を打ち続けていれば、

きっと大きな穴が開く。

そう信じてきた。

だから、

上記のような言葉を聞いたときは、

「今に観てろよ」

と心の中で闘志を燃やして進む。

 
 

今でも、この気持ちは変わらない。

つい最近、続けてきたからこその変化が訪れた。

また、この言葉を思い出した。

恩師に感謝。

LANGUAGE
  • English
  • 日本語

    杉田 廣貴
    杉田 廣貴
    書家, 美術家

    1983年宮崎県生。鹿児島大学工学部卒。在学中に書と出会い、「和」の探究へ。福岡を拠点に国内外で活躍。ヒルトン、ヴァンクリーフ&アーペル、米国美術館、江ノ島神社や観世音寺などへ作品を収蔵。デザイン書やギフトなども制作しており、カルティエなどの企業・店舗、映画やイベントに採用。2019年は東武百貨店で個展の他、G20で書道パフォーマンスを披露、G20YEAではトーチパスも担当した。

    / オンラインストア