日記

書が、和の空間にしか合わないなんて、勝手な思い込み。

モダンな空間に飾る書道作品

書が、和の空間にしか合わないなんて、勝手な思い込み。

ホテルやオフィスに飾ってもらうようになり、

書には空間を、

上質にする力があるんだと思うようになった。

それは昔から役割として在ったもの。

だから、床の間に掛け軸を飾っていた。

 
 

現代のように「洋」の間が増え、

和室は減っている環境。

「書を飾る文化」も減ってきている。

でもそれを嘆くのは、時間の無駄。

「減っている」のでなく、

「その上質さや、魅力をプレゼンできていない」だけだと思う。

 
 

作り手が、

書き手自身が、

伝統を学ぶと同時に、

最先端や空間や美的センスをアップデートする事が大事。

今はそこに注力してる。

アップデートする事が、

次の時代へ「書」という伝統文化を紡いでいく事につながる。

「空間を上質にする」

これこそ、書が持つ力なんだから、

杉田にできることは何か?

常々、感じている。

今の時代の挑戦が、未来の伝統になるわけだから、

作り手は、常に更新し続けなくてはならないはずだ。

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    杉田 廣貴
    杉田 廣貴
    書家, 美術家

    1983年宮崎県生。鹿児島大学工学部卒。在学中に書と出会い、「和」の探究へ。福岡を拠点に国内外で活躍。ヒルトン、ヴァンクリーフ&アーペル、米国美術館、江ノ島神社や観世音寺などへ作品を収蔵。デザイン書やギフトなども制作しており、カルティエなどの企業・店舗、映画やイベントに採用。2019年は東武百貨店で個展の他、G20で書道パフォーマンスを披露、G20YEAではトーチパスも担当した。

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