書が、和の空間にしか合わないなんて、勝手な思い込み。

モダンな空間に飾る書道作品

書が、和の空間にしか合わないなんて、勝手な思い込み。

ホテルやオフィスに飾ってもらうようになり、

書には空間を、

上質にする力があるんだと思うようになった。

それは昔から役割として在ったもの。

だから、床の間に掛け軸を飾っていた。

 
 

現代のように「洋」の間が増え、

和室は減っている環境。

「書を飾る文化」も減ってきている。

でもそれを嘆くのは、時間の無駄。

「減っている」のでなく、

「その上質さや、魅力をプレゼンできていない」だけだと思う。

 
 

作り手が、

書き手自身が、

伝統を学ぶと同時に、

最先端や空間や美的センスをアップデートする事が大事。

今はそこに注力してる。

アップデートする事が、

次の時代へ「書」という伝統文化を紡いでいく事につながる。

「空間を上質にする」

これこそ、書が持つ力なんだから、

杉田にできることは何か?

常々、感じている。

今の時代の挑戦が、未来の伝統になるわけだから、

作り手は、常に更新し続けなくてはならないはずだ。


杉田 廣貴
杉田 廣貴
Artist , 書家

1983年3月生、宮崎市出身。福岡・太宰府市が制作拠点。作品発表の拠点はニューヨークを始め欧米で、近年はアジアにも赴く。「和」の精神性探求をベースに、書道や芸術に昇華する現代アーティスト。神社仏閣にてお籠り制作や奉納を行なうなど、「和」の探求も欠かさない。米国美術館に3作品が収蔵。作品はヒルトンやカルティエ、ヴァンクリーフ・アーペル他、国内外で人気。題字、ロゴ制作を始めとしたデザイン書道や、事務所や店内装飾の作品も制作している。

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