書道パフォーマンスをするキッカケをいただいた14年前を振り返る。

書道パフォーマンス
撮影:林竜馬

杉田の書道パフォーマンスは、今では筆で書いてます。

しかし、最初は大きな筆を買うお金もなかったので、

神社からいただいた麻を筆にして書いてました。

14年前、

お客様からブロードウェイダンサーも出演するイベントでオープニングアクトをしてと言われました。

開催は一年後。

2000人くらいのホールでの舞台でした。

当時、まだ路上で活動をしていましたし、書道パフォーマンスって何?という状態。

今のようにインターネットで情報を全てキャッチできる状態でもなかったです。

やったことはないけれど、

とにかく「YES」

オファーを受けました。

 
 

書道パフォーマンスするためにも、もっと日本文化を勉強して

さらに、「杉田さんは日本文化の事、全然分かってないから、それまでに日本文化をしっかり学んでパフォーマンスしてほしい。」とも言われました。

当時の杉田は、

剣道をベースに文字を書いて、「道」を生きてはいましたが、日本文化についてよく分かっていませんでした。

その言葉の重みは、世界を見てきたお客様だったのもあり、心に深く入りました。

神社にて8ヶ月の滞在、和とは何かを学び始める

日本文化を学ぶ

それから、日本文化をどうやって学ぼう?

と、色々と考えました。

日本といえば神社だ!

当時の私は、なんとも短絡的な解答を見つけます(笑)

たまたまご縁をいただいていた神社の宮司に会いに行って、「日本文化って何なんですか?」と聞きに行きます。

今思えば、ものすごく変な行動をする若者を快く受け入れてくださった神社の方々に感謝です。

何と、8ヶ月もの間、神社に滞在、そこで作品づくりをさせてもらいながら文献を読んだり、日本文化を生きている様々な方々に会う機会をいただきました。

日本について学びながら、

自分にできる書道パフォーマンスとは何か?を探しました。

そこで学んだことが、今の杉田の書道パフォーマンスにつながっています。

当時はまだ路上で活動もしてた時期。

大筆を買うお金がない。

神社が提供してくれた麻を筆の毛にして文字を書いてました。

○めぐり合いを大切に

そうした巡り合いが今の杉田の全てになってます。

今では、多くの人が杉田を「日本文化」の人間として見てくださるようになりました。

(また、そのイメージを今壊そうともしてますが、、)

十数年、探究してきた中で見出せたことは沢山あります。

初回の書道パフォーマンスや奉納では、何も分かりませんでした。

今の書道パフォーマンスのスタイルに至るまで、何度も失敗と成功を繰り返しながら歩んできました。

 
 

昨日、取材があり、そうした事を振り返る機会をもらいました。

懐かしい事を思い出せました。

感謝です^^