これからの時代の「書道家」を考える。

書道 龍
書道 龍 江ノ島神社

書道家と聞いて、皆様は何を連想しますか?

書道教室ですか?

書道パフォーマンス?

和室に飾っている掛け軸を連想される方もいれば、

会社の経営理念などを連想される方もいるでしょう。

誰か書道家を思い出す方もいらっしゃると思います。

筆文字作家や習字教室を思い描く方も多いはず。

そう、今は、その概念って、すごーく曖昧になっています。

また、そこにプラスして、
書道家の方のほとんどが気付いてない事があります。

なぜ気付いてないかというのは、いずれ話します。

それは、書道の「価値」を買う方が、どんどんいなくなっている事

海外の「アート」のような「価値」は、年々下がっていってると思ってもらっていいです。

その価値を買う人が減っています。

2020年のコロナでそれはさらに減るでしょう。

また、これまでの概念が通用しないこともあるでしょう。

杉田は15年、業界とは違う路線で行動して行動して、実績をあげてきました。

これまで学んだことや、やってきたことが、

これからの時代を生きる書道家、また個人のクリエイター、フリーランスの皆様への勇気になるかもしれないと感じました。

そこで、本日より、

公式サイト内で書道家としてのコラムを書いていく事にしました。(不定期)

第一回目のコラムは、ご挨拶も含めた簡単な内容になっています。

このコラムを通じて、書道や日本文化を好きになる人、学びたいと思う人、作品を集めたいと思う人が増えれば幸いです。

 
 

ご挨拶

書道家 ニューヨーク
ニューヨークタイムズスクエア

初めまして、書家・アーティストとして国内外で活動しています杉田廣貴です。

プロフィールについては、下部ボタンをクリックください。

2005年に文字を書き始めて、15年活動しています。
下積み後、2013年にニョーヨークでの個展やパフォーマンスを行ないました。
その後は、海外でも活動するようになりまして、7年ほど経ちます。

アメリカの美術館や、世界的な著名ホテルやブランドにも作品を納めてきました。

昨年はG20サミットなどにも出演、アブダビでの活動など、一歩ずつ階段を登ってきました。

一歩一歩ではありますが、成長してきました。

 

コロナが変えた、書道家としての生き方

2020年6月現在、コロナウィルスが蔓延してから、人々の価値観や概念をひっくり返す出来事が起きています。

コロナのロックダウンが終わったと思えば、次はアメリカを始め、世界中でデモが起きて、強奪・略奪まで起きています。

世界経済がストップすることで、多くの方が影響を受けています。

杉田も例外なく、影響を受けました。

海外での書道作品のオーダーや、パフォーマンスのオファーの全てがなくなり、スケジュールが1年分飛びました。

ただ、杉田にとっては今まで忙しくてできなかった事にトライできる時間となりました。

この二ヶ月を、最高に有意義に過ごすことができました。

コロナと医療現場で奮闘くださった方々に感謝です。

 
 

内観をする中、「書道家」としての生き方や概念、考え方に変化が起きました。

これまでは、自分が人に話すこと、伝えること、教えることなんて、何一つないと思っていました。

アウトサイドなところからスタートした杉田の書道家人生です。

正統な方々からすると嬉しくないだろうと控えてもいました。

しかし、コロナが起きてから、

正統という概念、常識という考えが壊れました。

これからの時代を生きる書道家たちのためにも、

これからの時代を生きる経営者やサラリーマンの皆様のためにも、

この生き方を書き残す事にしました。

拙い文章、コラムになりますが、

皆様の勇気やパワーになれば幸いです。

 
 

これからの時代の「書道家」を考える

書道家 海

書道家、書家の定義は年々、曖昧になってきています。

これは、数十年前に「習字教室」が生まれた時から、曖昧は始まっていたのかもしれません。

「書道甲子園」が誕生して広がってからなのかもしれません。

もしくは、もっと前から「書道家」という定義というものは存在しなかったのかもしれません。

おそらくコロナ後は、さらに曖昧になります。

これからの時代の「書道家」を考えつつ、

コラムでは、改めて「書道家」について学んでいきます。

近日中に次のコラムを記しますので、よろしくお願いいたします。

 
 

あまり長くなるといけないので、この辺で。

良き1日を。