PRESENCE

存在

鏡が映し出す世界を”作品”に見立てた「存在シリーズ」

素材にはステンレスを使用しており、

歪曲した世界は、現代のインターネットやSNSが映し出す社会とも捉えられます。

全てが加工された世界は、本当に現実なのか?

加工された世界を「現実」と思い、生活する人々。

その世界は、なぜか美しく輝いています。

「歪曲した世界は、それでも美しい。」

そうした世界への問いと危機感を感じつつも、
その存在の美しさに魅了されている現代社会を表した作品が、存在シリーズです。

作品誕生のきっかけは、お篭り

存在シリーズが生まれたきっかけは、作者の杉田がアーティストワークとして行っているお篭りで出会った、高野山の「姿見の井戸」でした。

浄土真宗や浄土宗の祖である法然和尚や親鸞和尚が「姿見」をしていた井戸があったという逸話から着想を得ました。

水面には、自分自身を見つめる力があります。

その水面をモチーフに、自分自身とは何か?社会とは何か?を見つめるための作品制作に取り掛かりました。

ドローイングやペインティングの構想や試作を経て、平面彫刻として「ステンレス」を活用することに至りました。